マンジャロの使い方と注意点 それって大副作用!?

薬剤師のつぶやき

マンジャロは2型糖尿病と診断された人にだけ処方されます。

【この薬の効果は?】

この薬は、GIP/GLP-1受容体作動薬と呼ばれる薬で、週1回の投与で効果が持続するように製剤的な工夫をした注射薬です。血糖値が高くなるとインスリンの分泌を促進し、またインスリンの作用を改善することによって血糖値を下げます。

【投与部位】色のついた部位に投与する

[使い忘れた時の対応]

3日間<次の注射予定日 (次の投与予定日までの期間が3日間以上の場合)
→気づいた時点ですぐに注射しその後予定通りの曜日に注射してください。

次の注射予定日<3日間 (次の投与予定日までの期間が3日間未満の場合)
→次のあらかじめ定めた曜日に注射してください。

つまり、投与前後に少なくとも3日間(72時間)以上間隔を空ける必要があります。

[副作用について検証試験]
日本人2型糖尿病患者 636例 での実験では509/636例(80.0%)で有害事象が確認されました。
多くは胃腸関連有害事象(悪心、便秘、下痢、嘔吐、腹部不快感及び消化不良)です。

そして実験を中止しなければならない有害事象は53例(8.3%)に認められました。
重大な副作用として重大な低血糖、急性膵炎、胆嚢炎、胆管炎、胆汁うっ滞性黄疸、アナフィラキシー、血管性浮腫、イレウスがあります。

特にイレウス(腸閉塞)には注意が必要で高度の便秘、腹部膨満、持続する腹痛、嘔吐等の異常はイレウスを考える必要があるため投与を中止し、適切な処置を行うことが大切です。


[相互作用]
〇外国人健康女性被験者40例を対象に経口避妊薬(低用量ピル)に対して試験したデータから
胃内容物排出遅延作用による経口避妊薬の効果を減弱させるおそれがあります。

〇同様に胃内容物排出遅延作用によりワーファリンの効果が強く現れ、出血を伴うINR増加も報告されています。

[まとめ]

マンジャロを使うと、胃腸の運動低下を伴う食欲低下が起きます。薬が効いているという意味でもあり殆どの人が発現します。

症状が酷い場合には十度の低血糖や腸閉塞を疑う必要がある為、その加減は医師の判断になります。

低容量ピルやワーファリンなど併用薬にも影響を及ぼす場合がある為、お薬手帳の活用も大切です。


参考文献
患者向医薬品ガイド
医薬品インタビューフォーム

「マンジャロ」でダイエットは危険

タイトルとURLをコピーしました